感想/刃鳴散らす<1巡目>

初めて見たときホモ臭ぇとか弓が男だったらいいのにとか、腐カンムリな事を考えていましたが、


そんなん、最早どうでもえぇ!


同門の弟弟子であった一人の少年・赤音に愛する女性を殺された伊烏は、彼への復讐を果たすためだけに剣術を磨き生きてきた。そして赤音は復讐に生きる伊烏だけを想い、もう一度相まみえることだけを望み生きてきた。
そんな彼らが再会を果たす。
銀色に輝くシールがついていますので、お子様はしちゃいけません。
話は怖ろしく重いものでした。一応Hシーンなんかもありましたが、それを求めるようなゲームではありません。
ただ己の信念のためだけに、他者を切り捨て、そしてその果てには。


途中、この2人が行き着く先は何かと考えたりしたのですが、やはり一つだけだったのかと、エンディングを向かえて思いました。まだ1巡目なので他にも用意されているのかもしれまんが、ただ切ない思いが胸を占めています。


シナリオを剣技の解説やらが結構占めてまして、興味ない人はひたすらにつまらないものでしょう。私はとくに興味があるともないとも言えなかったのですが、今起きた事象に対しての解説も含まれていますので、読んでいてなるほどと思いました。字を読んでいるだけなのにアニメを見ている様なそんな感覚です。
赤音の声に関しては、どうも彼の背景との違和感があり少し変な感じでしたが、許容範囲です。でもって、フルボイス。名のないキャラもしゃべってくれます。


まだ「???」という箇所もあるので2巡目に期待。